リデュースの有力な手段として、容器1枚当たりの厚さを、容器の強度を維持しながら薄くする、「薄肉化」にも取り組んでいます。容器を薄肉化すると、使用原料が節減でき、環境負荷を低減できますが、同時に、容器容積が減少し、保管スペースが節約でき、輸送時の車両の積載効率も向上します。
その結果、製品輸送時の燃料消費量が減少し、CO2の発生抑制など、環境負荷も低減されることになります。
これからも薄肉化を目指して、技術開発に取り組んで参ります。
プラスチック食品容器には、食品の保護や安全性の確保、食品の鮮度保持などの機能も求められています。これを無視して厚みを薄くすることだけを追及すると容器としての役目が果たせなくなります。そのため、薄さには限度があります。