よくある質問
- 質問
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容器の一部を誤って食べちゃった!大丈夫かなぁ?
- 答え
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プラスチックは体内で吸収されることはなく、そのまま排泄されます。
皆さんの身近なものだと、例えばガムがあるよね。ガムも実はプラスチックの一種(酢酸ビニル樹脂)なんだけど、飲み込んだとしても、うん○と一緒に排泄されることは知っているよね。それと同じことさ。もちろん、胃酸で溶けることもないので、プラスチックの成分が体内に吸収されることもないよ。 でも、大きさや形によっては、窒息や消化器官を傷つける可能性もあるから、取扱いには要注意だよ。
- 質問
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電子レンジで食品を温めたら、容器が変形しちゃったんだけど、大丈夫?
- 答え
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プラスチックは熱を加えられると、収縮することがあります。
プラスチック製の食品容器は、使用される素材により、耐熱温度が違うんだよ。食品を温める場合は、各商品に記載されている使用条件(加熱時間など)を守って使用してね。 また、おうちで受け皿として使用する場合は、「電子レンジ使用可」などの表示のある容器を使用してね。
「おねがい!! 電子レンジで使わないでください。」のお願いは絶対守ってね。
- 質問
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電子レンジで食品を温めたら、温度を上げ過ぎたのか、容器が溶けて孔が空いちゃったよ。プラスチックから何か溶け込んでないのかなぁ?
- 答え
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プラスチックが収縮しただけで、食品に溶け込むことはありません。
電子レンジで加熱した時に上がる温度は、食品の種類、量や水分量によって違うんだ。
例えば、油の多い食品を電子レンジで長時間加熱すると、容器も高温になるんだ。この時に、PSPであればプラスチックの泡が収縮して小さくなり、孔が空くこともあるよ。でも、これはプラスチックが縮んだだけで、溶けたわけじゃないから、プラスチックが食品に溶け込むことはないんだよ。
- 質問
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何で色々な種類のプラスチック容器があるの?
- 答え
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様々な食品の特性や用途に合わせたプラスチック材料が必要とされています。
リサイクルをする時の処理のしやすさを考えると、プラスチック材料の種類は少ないほうが良いように思われがちだけど、食品の安全安心を守るには、さまざまな食品の特性や使用用途にあわせたプラスチック材料が必要となるんだ。たとえば、熱に強いものや油に強いもの、あるいは透明性が良い容器などが必要で、このために色々な素材の容器が作られているんだね。
- 質問
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リサイクルの時に何でPSP(発泡スチロール)容器だけ回収するの?
- 答え
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プラスチックは同じ素材のものだけを回収できなければ、同じプラスチックとしてリサイクルできないからです。
プラスチックは、同じ素材のものだけを集めることができれば、再び同じプラスチックとしてリサイクルすることができるんだ。 PSP(発泡スチロール)容器は、ほとんどの人が見分けることができるから、同じ素材のプラスチックだけを集めることができるんだよ。だから、PSP(発泡スチロール)容器だけは他の容器と別に回収してリサイクルしているんだね。